アクセスレポートよりPart2 GLMとは?

またもアクセスレポートからである。
ちょっと一点だけ気になったキーワードを見つけたので、それについて書いてみる。
それは、「GLM」について、である。

さて、GLMとはなんぞや?
おそらく、「なんだそれ?」という人も多いんではないかと思う。
GLMというのは、最近GIANTの完成車に多数採用されているホイールリムのメーカーである。
以前はGIANTの完成車のリムはALEXRIMSが多かったのだが、最近はこのGLMと、GIANTブランドのリムが圧倒的に多くなっている。
たとえば2012モデルでは、FCR0のSNL42、IDIOM1、2のCR55、トラディストSLやSEEK1のSL42、フィクサーF、RのCR39、TCX3のCR51、TALON、ROCK、SNAPのCR70など、ちょっとスペック表を眺めただけで、ゴロゴロ出てくる。
(たぶんまだあると思う)
にも関わらず、他のメーカーではGLMなんてメーカーのリムは全く見かけないし、おそらくリム単体で販売されているのも見たことある人はいないんじゃないかと思う。
では、このGLMというメーカーは、いったいなんなんだろうか?
これらGLMリムのホイールをつけた完成車に乗っている人で、リムの正体がわからずに悩んでいる人もいるんじゃないかなー、と思ったんで、GLMについて書こうと思ったわけだ。
とはいえ、私も別に詳しいわけじゃなく、同じように以前GLMの正体について調べていて、たまたま回答を発見しただけなのであるが。

実は、その答えは非常に簡単である。
GLMというのは、GIANTの子会社なのだ。
正式名称はGIANT LIGHT METALと言う。
軽合金、ま、ぶっちゃければアルミの棒材加工をするメーカーだ。
おそらくジャイアントのアルミフレームも、ここで棒材からパイプに加工して、それからジャイアントでフレームにしてるんではなかろうか。
自転車用リムも、予想以上にいろいろな種類を生産しているようである。
http://en.giant-alloy.com/pro-l.aspx?smallclass=2011318161157504543482
SNL42やSL42は、Deep V Superlight Rimのところにある。
FIXERのCR39はOtherに、IDIOMのCR55はFolding RimのColor Painting Rimに、ROCKやSNAPのCR70はMTB RimのOtherにある。
TCX3のCR51は、最初Road Bike Rimを探したが見つからなかった。
しかし、MTB RimのOtherで発見した。
つまり、29er用リムなんだな、これ。(笑)
リム幅などがわからなかった人も、これで正確な寸法がわかるので、タイヤ幅などの決定に参考にしてもらえれば、と思う。

それと、これは100%推測でしかないが、最近ジャイアント完成車に多いGIANTブランドのリム、及び単体販売も始めたGIANTブランドのホイールセットに使っているリムも、おそらくはGLM製なんじゃないかと思う。
(自前でリムを作れる子会社があるのに、わざわざ他のリムメーカーに自社ブランドのリムをOEM依頼する理由がないしね・・・)
ただ、GIANTブランドとGLMブランドが混在する理由はよくわからんけど。
GIANTブランドのリムというのは、P-R2とかS-R2、P-AM2、S-XC2なんていうやつである。
ホイールセットはロード用しかないが、P-SLR1とかP-SL0などの(リムの名前とまぎらわしい名前の)ホイールセットである。
ハブはスイス製と書いてあって、SLR1のクイックレバーはGIANTとDT Swissのオリジナル仕様とあるので、まあDT Swiss製であろう。
最近DT Swissの完組ホイールをつけた完成車も出てきていることだし、おそらくDT Swissとなんらかの提携をしたんじゃないだろうか。
以前はハブはフォーミュラ、リムはアレックスというのが定番だったのにねぇ・・・
もちろん今でもフォーミュラのハブやアレックスのリムも使っているが、ハブはともかくリムはアレックス採用率は激減しているのだ。
まして完組ホイールに至っては、A-CLASSのホイールを採用した車種は一つもなくなってしまった。
以前はALX440SLとかALXG00とか、けっこうあったのにねぇ・・・
(A-CLASSはALEXRIMSが生産する完組ホイールのブランド、蛇足だが、FORMULAが生産する完組ホイールのブランドはXEROという)
ま、リムを自前で作れるようになったんじゃ、しょうがないのかな?

*****追記*****
上の方でGLMのリムを他のメーカーで使ってない、と書いたが、実はGIANT以外にもGLMのリムを採用しているメーカーはあったりする。
日本のコーダーブルームだ。
http://khodaa-bloom.com/
2012モデルでは、かなりの車種でGLMのリムを大量に採用している。
が、これには理由がある。
コーダーブルームを製造しているホダカ自転車は、ジャイアントグループの会社なのだ。
http://www.hodaka-bicycles.jp/htmls/company.html
(蛇足ながら、khodaa-bloomのkhodaaとは、hodakaを並べ替えたアナグラムって知ってた?)
GIANTが大株主となったのは98年ということなんで、そんなに古い話ではない。
ちなみに、ホダカの名前ではマルキン自転車を生産しているが、これは77年に倒産した丸金自転車の商標や施設などをホダカが買い取り、以後ホダカがマルキンブランドを製造、販売している。
さすがにマルキンの方は普通のママチャリなので、リムのメーカーなんて明記されてないんで、GLMかどうかは不明。
コーダーブルームの方は、ロードバイクにクロスバイク、ミニベロといった車種をメインに生産するブランドなので、パーツの詳細もちゃんとスペック表に明記されているわけだ。
ま、同じジャイアントグループであれば、GLMリムの大量採用も納得、というところである。
なので、厳密にはGLMのリムはGIANT以外のメーカーでは使われていない、ではなく、GIANTグループ以外のメーカーでは使われていない、とするべきであろう。
************

てなわけで、今回は謎のリムメーカー、GLMについて書いてみた。
そんでは、また。

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